全羅南道名誉広報大使の新開ミヤ子です。
韓国一の食の宝庫である全羅南道の旅行情報をお伝えしています。
今日は熟成塩をご紹介します。
新安郡にある太平塩田には塩の博物館があり、
年代別の塩がハンアリ(甕)に入っていてテイスティングができます。
写真は私が初めて行った2016年
一番手前の2007年〜2015年まで天日塩が並んでいて、熟成度を比べることができました。
太平塩田の塩造りは、
蒸発池に入れた海水を何度も移動させて、太陽と風で蒸発させて結晶化させます。
塩の結晶をfleur de sel「塩の華」と言いますが、ここでは「塩が来る」と表現するそうです。
塩造りにふさわしい自然環境と気候に恵まれた新安郡ですが、勝手に塩が来るのではありません。
蒸発池、結晶池と何度も何度も人の努力で移動させて、海水の濃度を上げ、結晶化させていきます。
木の倉庫で湿気を切り、
世界一高品質と言われる天日塩になるまでには、塩造りにかかわる方々の人力あってこそです。
さらに熟成させた塩
これはもう食べる薬に値するのではと思う。
8年熟成天日塩 70gで約550円
10年熟成は、70g 約600円
太平塩田には4回訪れましたが、行くたびに買って帰りました。
太平塩田は1953年から天日塩の生産を始めました。
新安郡の塩作りはまだ長い歴史ではありませんが、成分的にも世界一の塩だと思います。
昨年は霊光郡の映百塩田にも行き、
ここでも素晴らしく美味しい塩に出逢ったので、我が家に全羅南道の塩は欠かせないものとなりました。
生きるために必須の塩
世界一の塩が全羅南道で造られています!
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